初めてのがん手術を受ける予定がある方は、手術後の予後への不安だけでなく、手術そのものにも不安があると思います。
-麻酔はちゃんと効くだろうか?
-執刀医が失敗することはないだろうか?
-思いがけないトラブルは起こらないだろうか?
-自分は手術に耐えられるだろうか?
-手術後の痛みに耐えられるだろうか?
・・・・
とかですね。
私もそうでした。
自分では手術についても割り切れていた積りですが、手術日が近づくにつれてだんだん落ち着かなくなってきました。
そういう時は、他の方の経験談などをブログで読んだりして不安を静めたものです。
ここでは、これから手術(特に膀胱全摘手術)を受けられる方のお役にたてるよう、私の手術経験を書いてみようと思います。
私が手術を受けたのは去年(2025年)の5/14(水)でしたが、入院したのは5/12(月)です。
朝の10時ごろに手続きを済ませて自室(個室を利用しました)に入りました。
昼食からは手術に備えた注腸食(消化の良い低残渣・低脂肪の専用食)です。
手術前日(5/13)については殆ど記憶が残っていませんが、メモを確認すると以下のように過ごしたようです。
・絶食
・午後に下剤、寝る前にも下剤
・15時半にシャワー、その後、マーキング(WOCのSさん)
・21時以降は水のみ(お茶、スポーツドリンクも禁止)
手術前の二日間は基本的に暇です。
何もしていないと不安が募るので、パソコンで映画を見たり膀胱癌の人のブログを読んだりして過ごしました。
前日の夜は「寝れないかな・・・?」と心配でしたが、実際には普通に眠れました。
さて当日ですが、手術着に着替えるなどの支度をしてから9時前に手術室に入りました。
手術台の回りを医療スタッフの人が囲んでいて、泌尿器科の部長が笑いかけてくれたことを覚えています。
麻酔医の人から「もうすぐ眠くなりますよ・・・」と言われた後は、記憶がありません。
次に意識が戻ったのは「高松さん、高松さん、終わりましたよ」という呼びかけられた時です。
最初に「今は何時ですか?」と声を出したところ、「2時だよ」と言われて反射的に「随分早いですね」と答えました。
自分では「手術は9時から夕方ごろまでかかるかなと?」と予想していたので、午後2時に終わったことが予想外だったんですね。
しかし、すぐに「今は夜中の2時だよ」と言われて驚きました。
「予想以上に時間がかかった。何があったんだろう」と不安に思ったことを覚えています。
その後は集中治療室に移されて、朝まで朦朧としていたように思います。
麻酔が効いていたので、痛みはほとんどありません。
「手術後は地獄の痛みだった」と竹原慎二さんの本にあったので、少し心配していましたが杞憂でした。
(続きは次回)